- 赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事が「お宮参り」
- 知っておくと安心!「お宮参り」にまつわる疑問あれこれ
- お宮参りは赤ちゃんを囲んで家族写真を撮る絶好のチャンス!
- 「出張ロケ撮影」「スタジオ撮影」それぞれのメリット
- 「お宮参り」以外にも覚えておきたい赤ちゃんの記念行事
- ラヴィクルールなら多様なお宮参りの記念写真を残せる!
赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事が「お宮参り」
出産後、赤ちゃんと一緒に初めて本格的な外出をしてお祝いする大切な行事が「お宮参り(おみやまいり)」です。生まれた土地の守護神である氏神(うじがみ)様に赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、これからの健康と成長を見守ってもらえるようお祈りするもので、「初宮参り(はつみやまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」「氏子(うじこ)入り」とも呼ばれています。
「お宮参り」という言葉は聞いたことがあるけれど、何をするのかよく分からない……。そんなパパ・ママのために、「お宮参り」の疑問や不安を解消するための基礎知識や写真に残しておく意味、ラヴィクルールが実際に撮影したお宮参りの写真を交えたフォトジェニックポイントをお伝えします!
知っておくと安心!「お宮参り」にまつわる疑問あれこれ
まず、お宮参り当日の流れや赤ちゃんとパパ・ママの服装、事前に決めておくと良いことなどをお伝えします。基本的な知識を知っておけば、当日の戸惑いが少なく、赤ちゃんや産後間もないママの負担軽減にもつながります。
お宮参りはいつ行くの?
一般的に男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うのが良いとされています(地域で異なり、理由も諸説あり)。とはいえ、あくまでも目安で、いつまでに行うべきという明確な決まりはありません。生後1カ月前後の赤ちゃんはデリケートで、ママも出産後の体力がまだ回復していません。真冬や真夏、梅雨の時期を避けるなど、赤ちゃんとママの体調を第一に考えて臨機応変に日程を調整しましょう。
お参りはどこの神社でもいいの?
自分たちが暮らす土地を守っている神様へご挨拶する行事なので、地元の神社へお参りするのが一般的です。後々、お正月の初詣や七五三などにもお参りすれば神様とのご縁も深まります。里帰り中なら実家がある地域の氏神様へお参りしたり、パパとママが結婚式を挙げた神社や安産祈願をした神社を選んでも問題ありません。あまり遠方だと、赤ちゃんとママの負担が大きくなりやすいので、その点だけ注意しましょう。
お宮参りの当日は何をするの?
お宮参りは、神社へ参拝し、祈祷(きとう)を受けるのが正式な流れです。祈祷は当日受付の場合、曜日や時間が決まっている場合、事前予約が必要な場合があるので、お参り予定の神社へ問い合わせましょう。
また、その際に「初穂料(はつほりょう)」についても確認を。初穂料とは、神社へ納める祈祷の謝礼にあたります。相場は5000円〜1万円程度で、金額が決まっている神社も。初穂料を「のし袋」に入れて納めるか否かも含め、事前に確認するとスムーズです。また、お宮参り後に食事会をして親睦を深めるご家族も多いので話し合っておきましょう。
当日の赤ちゃんとパパ・ママの服装は?
神様へご挨拶するので、フォーマルな服装が理想的です。ママは訪問着や色留袖、よそゆきのワンピース、パパはスーツ+ネクタイ着用が無難です。主役である赤ちゃんの正式な衣装は、真っ白な絹の「白羽二重(しろはぶたえ)」の上に、縁起の良い文様が描かれた「祝着(のしめ)」を羽織るスタイルが一般的です。
最近は、赤ちゃんが動きやすいベビードレスやロンパースの上に祝着を掛けたり、ベビードレスのみでお参りする人も増えています。お参りする季節や気温も考慮して選びましょう。
当日赤ちゃんを抱っこする人は?
古い習わしでは、出産直後のママは参拝を控え、パパと父方の祖父母がお参りをし、赤ちゃんを抱くのも父方の祖母の役割とされていました。ですが、時代の流れとともにお宮参りのスタイルも柔軟になり、今はパパ・ママを主体に、両家の祖父母と一緒にお参りするケースが増えています。
当日赤ちゃんを抱っこする役割も誰が担っても問題ありません。祖父母にあたるお互いのご両親が昔からのしきたりを気にするかどうかで決めると良いかも知れませんね。
お宮参りは赤ちゃんを囲んで家族写真を撮る絶好のチャンス!
お宮参りは、両家のご両親も一緒に記念写真を残す良い機会です。両家が揃うのは結婚式以来というご家族にとっては再会の場となり、みんなで赤ちゃんの誕生を祝い、記念写真を撮ることで「家族の思い出」として、いつまでも残しておくことができます。
特に、この数年はコロナ禍の影響で、ご両親の健康に配慮して帰省を控えていた人も多いはず。「お宮参り」は、おじいちゃん・おばあちゃんと孫との触れ合いの時間を取り戻すきっかけにもなるはずです。
また、手持ちのスマホやカメラで写真を撮り合うと、それだけ時間がかかり、背景に人が写り込んだり、赤ちゃんの良い表情を撮り逃す可能性も。プロに撮ってもらえば、お宮参りの雰囲気を生かしながら、ご家族全員がリラックスした瞬間の表情を写真に残すことができて安心です。
「お宮参り」で家族写真を残すメリット
◎なかなか揃う機会が少ない両家のご両親と親睦を深められる
◎赤ちゃんの誕生をご家族全員でお祝いした記念を形に残せる
◎プロに撮影を頼めばご家族全員のリラックスした笑顔を残せる
「出張ロケ撮影」「スタジオ撮影」それぞれのメリット
お宮参りの写真は、神社の境内などでの「出張ロケーション撮影」、またはお宮参り前後に「スタジオで撮影」する方法があります。それぞれの魅力をお伝えしましょう。
神社の境内など「出張ロケーション撮影」の魅力
お宮参りをした神社の境内などで風情のある写真を残せるのがポイント。春の桜、秋は紅葉など四季の美しさも映える写真になります。重要な儀式を終えた安堵感から、パパとママの表情も和らぎ、リラックスした触れ合いの思い出を写真に残せますよ。
「スタジオ撮影」の魅力
真夏や真冬、雨などの季節や天候に左右されず、過ごしやすい適温の室内で撮影できるのがメリット。赤ちゃんのオムツ替えや授乳をしやすい控え室などの環境が整っているため、ママの負担を軽減できます。生後1カ月頃が真夏や梅雨の場合はスタジオで記念撮影を先に行い、気候の良い時期に改めてお参りするなど、お宮参りと別の日に撮影を行うのも方法の一つです。
「お宮参り」以外にも覚えておきたい赤ちゃんの記念行事
元気に生まれてきてくれた赤ちゃんが、これからも健やかに成長してくれますように。そんな願いを込めた日本の伝統行事は「お宮参り」だけではありません。いくつかご紹介しましょう。
お七夜(おしちや)
赤ちゃんが生まれた日から7日目に、赤ちゃんの名前が決まったことを祝い、お披露目する行事。赤ちゃんの名前と生年月日などを書いた「命名書」を家の神棚や床の間に飾り、ご家族で赤飯や尾頭つきの魚などのお祝い膳を囲みます(神棚や床の間がない場合は家の高い場所に命名書を置いてもOK)。
生後7日目は出産してすぐの落ち着かないタイミングのため、命名書だけを用意する簡略版のお祝いも増えているよう。最近はベビーの足形や手形などをデザインしたおしゃれな命名書もネットショップなどで手に入ります。生後間もない頃の赤ちゃんを写真に撮る「ニューボーンフォト」で、オリジナリティーを演出した命名書と一緒に撮影してみてはいかがでしょうか?
お食い初め
生後100日目に行う、お祝い行事(110日目、120日目に行う地域もあり)。別名「百日祝い」とも。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないことを願い、赤飯や尾頭つきの焼き鯛など一汁三菜のお祝い膳を用意し、赤ちゃんに食べさせるマネをします。また、丈夫な歯が生えてくることを願い、氏神様の境内で拾ってきた小石をお膳の片隅にのせる「歯固めの儀式」も行います。小石の代わりにタコ、紅白餅、梅干しなどで歯固めの儀式を行う地域もあります。
食べさせるマネは、赤ちゃんの長寿を祈って、ご家族・ご親族の中で最年長の同性の人にお願いするのが習わしです。男の子ならおじいちゃん、女の子ならおばあちゃんが適任とされています。孫との触れ合いシーンを写真に残せば後々の記念になりますよ!
他にも、初めての誕生日を祝う「初誕生祝い」では一升分の丸餅を風呂敷に包んで赤ちゃんに背負わせる風習が残る地域も。また、初めて迎える「初節句」では女の子の場合は3月3日の桃の節句に雛人形を飾り、男の子は5月5日の端午の節句に五月人形を飾ってお祝いします。人形を飾ることに厄除けの意味があると考えられています。
ラヴィクルールなら多様なお宮参りの記念写真を残せる!
赤ちゃんの誕生と健やかな健康を願う「お宮参り」をはじめとする日本の伝統行事の数々。赤ちゃんとママの体調が変わりやすいデリケートな時期と重なるため、記念写真を残す際は、その時々の状況に応じた柔軟な撮影スタイルを心がけたいものです。
ラヴィクルールは、「出張ロケーション(自宅での撮影も可)」「自社スタジオでの撮影」を選べるのが大きなメリット。全国20拠点に自社スタジオがあり、500人以上のフォトグラファーが在籍。ロケーション撮影は、ご自宅近くの神社・ご実家近くの神社などエリアを問わず「出張撮影」が可能で、撮影予定日の2日前まで雨天・荒天による日程変更に対応します。
また、「出張撮影」「スタジオ撮影」の区別なく、2回目以降の基本撮影料は何度でもずっと30%オフになるリピーター特典サービスも他社にはない強みです。
写真を通して、ご家族と一緒に赤ちゃんの成長を見守り続けたい。ご家族の日常の延長にある幸せと笑顔の瞬間を写真に残し続けたい。そんな思いで「お宮参り」をはじめとする赤ちゃんのお祝い行事と向き合っています。お気軽にご相談ください!