写真のプロに撮影してもらいたいけど、初対面の撮影スタッフを自宅に招くのはちょっと…。そう不安に感じてしまうのは自然なこと。そこで、ラヴィクルールが実際に撮影した、とあるご家族の「自宅撮影」に密着取材。フォトグラファーはどんな点に配慮や工夫をしているの? ママ目線のリアルな感想もインタビューさせてもらいました。

ワクワク×ドキドキ!
初めましての瞬間から、撮影準備と気配りは万全

今回、ラヴィクルールがお邪魔したのは、3人ご家族が待つ一軒家。昨年、新居を購入された記念も兼ねて撮影をご依頼いただきました。玄関のチャイムを鳴らすと、「こんにちは〜」とパパ・ママ&はるくん(3歳)が笑顔でお出迎え。「今まで、フォトスタジオでの記念撮影は経験したことがあるけれど、自宅撮影は初めて」とのこと。どんな家族写真が撮れるのか、楽しみです!

気配りポイント①

フォトグラファーは、お約束の時間よりも早めに到着。ご自宅周辺で絵になる場所、ご家族のお散歩風景などを想像しながら、写真のイメージを膨らませます。

気配りポイント②

玄関に入る前に、必ずアルコール消毒。お出しいただいたスリッパの使用は控え、靴下の上から真っ新の靴下を重ねばきしてから、ご自宅へ上がらせていただきます。

Mama's Voice
Mama's Voice

スタジオ撮影の時は、独特の雰囲気に慣れるまで子どもが緊張気味でしたが、自宅だと最初からご機嫌モード。不安がるどころか「遊んでくれるお姉ちゃんが来た!」とハイテンションで、安心しました。

いつも通りの自宅だから撮れる!
リラックス×キラキラ笑顔の相乗効果フォト

リビングの片隅をお借りして、撮影準備。フォトグラファーの機材と動きに、興味津々のはるくん。フォトグラファーも笑顔と言葉を交わしながら、ゆっくり、少しずつ、心の距離を縮めてゆきます。

気配りポイント③

大切なご自宅を汚さないよう、カメラバッグの置き場所に細心の注意を払い、必ず持参した敷き布の上で機材の準備をします。

お気に入りのオモチャで自然に遊び始めたはるくんを、カメラを意識させないよう、さり気なく追いかけます。気づけば、フォトグラファーに「これはね…」と1つ1つのオモチャを紹介してくれ、ハイタッチまで!バディな遊び仲間として認めてくれたようです。その様子を見守るパパ・ママも、どんどんリラックスした表情に。

Mama's Voice
Mama's Voice

いつ撮影が始まったのか、よく覚えていないんです(笑)。撮影スタッフさんの放つオーラーがすごく優しくて、スッと自然に私たちと子どもの遊びの輪の中へ入ってきてくれて。いつも通り遊んでいる私たちを、気づいたときには撮影してくれていた、という感覚です。こんなにリラックスしてプロに撮ってもらえるなんて、初めてです!

心の距離を縮めてから、撮影本気モードへ。ハートを感じる写真は、こうして生み出される!

撮影しながら遊び、遊びながら撮影する。その繰り返しで、ご家族がカメラの存在を良い意味で忘れてくれた頃からが、フォトグラファーの本領発揮です。リビングからキッチン、さらに子ども部屋、お庭へ。声をかけたり、コミュニケーションを重ねながら撮影場所を変え、より「ご家族らしい」1シーンにこだわって、丁寧に日常のご家族の風景を切り取ってゆきます。

気配りポイント④

ご家族とほど良い距離を保ち、自然光を生かしたクオリティーの高い写真に仕上がるよう、カメラを構える位置を考え抜きます。

気配りポイント⑤

子ども部屋に入るのは、お子さま自身の許可を得てから。お子さまと同じ低い目線から、徐々にカメラ位置を上げてゆきます。

Mama's Voice
Mama's Voice

自宅以外の撮影だと、子どもが何か壊したり、予想外の行動に出ないか心配で、親である私の気が休まらないことがしょっちゅう。家の中なら何してもOK!という安心感があり、心からストレスフリーで楽しめました。子どもの方からスタッフさんへ大切なミニカーのコレクションを見せに行ったり、すっかり心を許していました。表情や仕草、1つ1つのオモチャ、子供部屋の風景も、プロが撮ると、こんなにオシャレで絵になるんだ!と仕上がりにも感激です。

ご自宅のお庭、お散歩コースの撮影も。日常の延長だから、物語りを感じる写真になる!

撮影終盤は、お天気を見計らい、屋外へ。ご自宅のお庭や普段のお散歩コースで撮影しました。玄関で小さな靴を一生懸命に履く姿、愛車“プチベンツ”をはるくんに気づかれないよう遠隔サポートするパパの手元…。何気ない1つ1つの瞬間に愛しさを感じながら、心をこめてシャッターを切ります。自宅撮影には、ご家族の“幸せ時間” が凝縮されていることをフォトグラファー自身も改めて感じているようでした。

気配りポイント⑥

屋外は視界に入るものが増え、お子さまの表情が豊かになる一方で集中力や注意力が散漫に。パパ・ママとの協力タッグが欠かせません。

Mama's Voice
Mama's Voice

自宅で家族3人の写真を撮る機会が今まで全くなかったので、思い出になったし、写真の仕上がりにも大満足。自分たちの日常写真が、まるでドキュメンタリー作品を見ているように、かっこいい!って(笑)。「こんなに優しい顔をして子どもを見つめていたのね」という嬉しい発見もありました。

撮影風景を動画でも

より楽しさが伝わる撮影動画。カメラマンの様子や撮影の流れがよりリアルに感じられます。

自宅撮影だから写真に残せる、何気なくて特別な家族の瞬間があります!

Mama's Voice
Mama's Voice

約1時間の撮影、あっという間で本当に楽しかったです。帰る頃には、私たちも子どもも撮影スタッフさんが“親戚のいとこ”みたいに身近な存在に(笑)。私自身、両親が撮ってくれた家族写真のアルバムを見返すのが大好きなので、子どもにも家族写真をそんな風に身近に感じてもらえたら嬉しいですね。出来上がった写真をリビングに飾るのが楽しみです。次は、子どもが少し成長した入園式くらいのタイミングに、また自宅撮影お願いしたいです。

ラヴィクルールのフォトグラファーは、“人と人”の繋がり、ぬくもりを感じる“家族写真” が大好きです。家族の始まりである、ブライダルのドキュメンタリー写真を長年にわたって撮り続けてきたプロ集団です。

どの家族にも、言葉では表現しきれない幸せのカタチと物語りがあり、思いと愛があふれだす瞬間があることを、理屈ではなくハートで分かっています。スタジオ撮影、ロケ撮影、自宅撮影…さまざまなシーンで家族写真と向き合い、日常に最も近く、特別な瞬間を捉えられるのが「自宅撮影」だと、私たちは気づきました。特に、お子さまが生まれて間もない新生児の頃から3歳くらいまでは、お子さまとママの体調面と心理面の両方から「自宅撮影」をおすすめします。いつもの場所で、好きな服装で、いつも通りの日常を過ごしていただけたら大丈夫です。プロの視点で、いつもとはちょっとだけだけ違う特別な写真を残します。

パパ・ママからお子さまへ。優しさが、ぬくもりが、愛が、あふれ出す瞬間の写真を撮らせてください。数年後に写真を見返したときに、ご家族の成長やご自宅の風景の変化を感じられるのも、「自宅撮影」の魅力です。不安に感じること、疑問に思うこと、何でもお気軽にご相談ください。