ご両親の還暦や長寿のお祝いに「家族写真」を贈る新習慣を!

結婚して、子どもが産まれ、家族を持つと実感するのが、ご両親の存在のありがたさ。「どんなときも力になってくれてありがとう」「これからも健康で長生きしてね」……。普段なかなか言葉にできない感謝の思いを伝えられるチャンスが、「還暦祝い」をはじめとする「長寿お祝い」の節目です。

ご両親が生きて出逢ってくれたから、自分たちが産まれ、今こうして新しいご家族と出逢い、幸せな毎日を送ることができています。お互いのおじいちゃん、おばあちゃんからご両親、自分たちふたり、さらにお子さまたちへ。命のバトンが受け継がれ、今というハッピーな瞬間が未来へとつながってゆきます。

これからは“人生100年”の時代。家族の幸せの原点である、ご両親の記念日をみんなで集まってお祝いしましょう。そして、その瞬間を、世代をつなぐ「ファミリーメモリアルフォト」として写真に残しましょう!節目となるご両親の誕生日や結婚記念日にお祝いをしたいけれど何を贈ろうか迷っている……。
そんなときにも、「ファミリーメモリアルフォト」なら、写真+家族の時間と思い出をプレゼントすることができますよ。

ラヴィクルールが実際に撮影した還暦や長寿お祝いの実例写真を交えて、家族三世代で写真を撮る意味や、長寿お祝いの豆知識などをお伝えしましょう。

▲還暦のお祝いに、三世代のメモリアルフォトを残せば共通の思い出も作れます!

家族三世代の幸せな瞬間を写真に残す意味

ご両親の記念日に三世代のメモリアルフォトを残す一番のメリットは、おふたりのお子さまと、おじいちゃん・おばあちゃんであるご両親が思い出深い時間を過ごし、その瞬間を写真という形に残せること。離れて暮らしていても、家族写真を見るたび、お孫さんや娘・息子夫婦との楽しい時間を思い出し、自然と笑顔がこぼれるはずです。
また、年齢を重ねるとシワなどを気にして写真に撮られることを嫌がる傾向がありますが、自然光などの光や背景にこだわって撮るプロの写真ならナチュラルでおしゃれな仕上がりになります。それに、シワなど気にならないほど、表情豊かで明るい笑顔の瞬間を引き出すテクニックをプロは心得ています。出来あがった写真を見て「まだまだ若い」「惚れ直した」と嬉しい言葉が飛び出したり、家族写真がパワーの源になり、「これからの人生をもっと楽しもう」と前向きな気持ちを後押しできるかも知れません。

還暦・長寿祝いに三世代のファミリーフォトを撮るメリット

◎孫とおじいちゃん・おばあちゃんが触れ合う時間と思い出を作れる
◎日常のスナップとは違う、光や背景を生かしたおしゃれな写真が残せる
◎家族写真がパワーの源になり、前向きな若い気持ちを取り戻すきっかけに

▲お孫さん姉妹とお揃いのTシャツ姿で一緒にジャーンプ!写真を見るたび楽しい思い出がよみがえり、「まだまだ元気でいたい」と前向きな気持ちになってもらえそうです。

長寿お祝いの起点「還暦祝い」について、まずは知ろう!

そもそも長寿のお祝いには、どんな意味があるのでしょう。「賀寿(がじゅ)」「年祝(としいわい)」とも言われ、その始まりには諸説あります。特に重要だと考えられているのが「還暦(かんれき)」で、数え年で61歳(満年齢60歳)の年にお祝いをします(※)。
「還暦」の名称の由来は、12種類ある干支(えと)×万物を構成する5元素(木・火・土・金・水)を組み合わせた60パターンの暦を、全て一巡し、「暦(こよみ)がもとに還る(かえる)」から。「60年で生まれ変わって赤ちゃんへ戻る」という意味合いがあります。つまり、第二の人生のスタートをお祝いする節目の儀式なのです。
結婚し、お子さまが生まれると気づくと思いますが、ご両親のこれまでの60年間の人生の大半は、現在のおふたりと同じ「お子さま最優先」だったはずです。還暦は「これからは自分のための時間を大切にしてね」というメッセージを伝えるためのお祝い。親という立場から解放されて一人の人間に戻り、第二の人生を謳歌してもらうご両親の“卒業式”であり、新たに生きるための“門出”でもあるのです。

「還暦」は、いつお祝いすればいいの?

ご両親それぞれの60歳の誕生日や、それ以降の吉日、ご両親の結婚記念日、敬老の日などにお祝いをすることが多いようです。

お祝いに何か決まり事はある?

魔除けを意味する「赤」がシンボルカラーとされ、赤い頭巾(ずきん)とちゃんちゃんこがお祝いの定番アイテム。最近は、身につけてもらえるものや実用品をプレゼントすることも多いようです。

おすすめの撮影は?

日常よりも少し特別感が味わえる「スタジオ撮影」がおすすめ。照明や背景などにこだわった、おしゃれな雰囲気の写真を残せます。更衣室やトイレがあり、着替えやメイクも可能。疲れたら気軽に腰掛けられるソファや冷暖房など、快適に過ごしてもらえる設備も整っています。

▲洗練された空間で、ナチュラルな雰囲気のメモリアルフォトを残せるのがスタジオ撮影の魅力。お父さんもお母さんも、笑顔が若々しい!

還暦のシンボルカラーにあやかって、「赤」の模様がデザインされたおしゃれなスカーフやブレスレットなどのファッションアイテムを贈って身につけてもらったり、赤色のバラなどのお花を手に家族写真を撮っても映えますよ!

▲娘さんたちに囲まれて嬉しそうなお父さん。赤のカーディガンが印象的です。

また、お祝いにお孫さんも一緒に家族旅行やアウトドアBBQ(バーベキュー)などを計画しているなら「ロケーション撮影」、おふたりのご自宅(またはご両親のご自宅)で食事会を開いてお祝いするなら「自宅での撮影」もステキです。ラヴィクルールなら、日本全国20拠点に400人のフォトグラファーが在籍しているので、いずれのお祝いも写真に残すお手伝いができます。

▲ロケ撮影は、良い意味で常識の枠にとらわれない、カジュアルでボーダレスな新世代のファミリーフォトで長寿のお祝いができます!

(※)「満年齢」は一般的な年齢の数え方で、生まれた日が0歳、以降は誕生日ごとに1歳、2歳と年を加える数え方。「数え年」は母親の胎内にいる期間も年齢として数え、生まれた日を1歳、誕生日ではなく正月(1月1日)を迎えると2歳、3歳と年を加える数え方です。

「還暦祝い」以降も家族写真でお祝いするチャンスはあります!

「長寿祝い」は「還暦」に始まり、それ以降、特定の年齢に応じたお祝いの節目があります。還暦以降の代表的な長寿祝いのタイミングや意味、シンボルカラーを以下にまとめました。ファミリーフォトを撮る際に、シンボルカラーの衣装小物(スカーフ、Tシャツなど)をプレゼントしたり、ご家族みんなでお揃いの花や小物を身につけて一体感を演出するなど、参考にしてもらえたら嬉しいです。

古希(こき)祝い・喜寿(きじゅ)祝い

古希は数え年70歳、喜寿は数え年77歳の年にお祝いします。古希は“70年生きる人は古くから稀(まれ)”という中国の漢詩が由来で、喜寿は“喜”の草書体が“”で“七”が並ぶことに由来します。古希・喜寿ともに、シンボルカラーは高貴な色とされる「紫」です。「紫」の花で彩ったリースや花冠を贈ったり、お揃いの紫カラーのポケットチーフや小物を家族全員で身につけて写真を撮るのもステキですね。

傘寿(さんじゅ)祝い・米寿(べいじゅ)祝い

傘寿は数え年80歳、米寿は数え年88歳の年にお祝いします。傘寿は“傘”の略字が“仐”=“八十”と読めるのが由来、別名「八十寿(やそじゅ)」とも。米寿は“米”の字を分解すると“八十八”になるのが由来で、縁起の良い末広がりの“八”が重なるため、特におめでたいと考えられています。
シンボルカラーは幸せを表す「黄」です(地域によって傘寿は紫、米寿は黄または金茶の場合もあり)。名称にちなみ、傘寿に傘(かさ)、米寿に純米酒を贈ってお祝いすることも。
「黄」の花束、おしゃれなパラソルやレインコートで衣装コーデをしたり、お酒やお寿司を囲んで家族写真を撮るのも楽しそうです!

卒寿(そつじゅ)祝い・白寿(はくじゅ)祝い

卒寿は数え年で90歳、白寿は数え年で99歳の年にお祝いします。卒寿は“卒”の俗字“卆”=“九十”と読めることが由来、白寿は “百”から“一”を引くと“白”の字となり、“100-1=99”であることが由来です。シンボルカラーは卒寿が「紫」、白寿は文字の通り「白」です。

百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)または紀寿(きじゅ)祝い

数え年で100歳を迎える年にお祝いします。百歳だから“百寿”、また100年=1世紀なので“紀”寿とも。“百(もも)”にちなみ、桃色やピンクカラーでお祝いすることが多いようです。

90歳を超えると、体調がすぐれない日が多くなる場合もあります。「卒寿」以降の長寿お祝いは、気候の良い日を選び、体への負担がないよう、ご両親のご自宅にてお祝いの席を設け、和やかな家族との触れ合いを写真に残すのが良いかも知れません。
他にも、66歳=緑寿(りょくじゅ)、81歳=半寿(はんじゅ)、108歳=茶寿(ちゃじゅ)、111歳=皇寿(こうじゅ)、120歳=大還暦(だいかんれき)などの長寿お祝いも。「還暦」「古希」以外の長寿お祝いは日本が発祥という説もあり、長寿社会の日本らしい心温まるお祝いの文化と言えそうです。

▲賀寿のシンボルカラーを取り入れた花束を撮影中にサプライズプレゼントしてもステキです。

ご両親らしさが伝わるお祝いの家族写真をラヴィクルールで残そう

「還暦祝い」の記念写真=赤いちゃんちゃんこ姿の定番フォトもステキですが、せっかくなら「ご両親らしさ」が伝わるようなハートを感じる瞬間を写真に残したいもの。日常の延長にあるようにリラックスした表情で、お祝いらしい特別感も感じられる家族写真を残すことをラヴィクルールは大切に考えています。

自社スタジオでの撮影をはじめ、旅先などでのロケーション撮影、おふたりのご自宅またはご両親の実家への出張撮影も可能です。60歳、70歳、77歳、80歳、88歳、90歳の年齢によってご両親の体調や行動範囲も変わってきますので、その時々のベストな撮影環境を選んで、無理のないお祝いの瞬間を写真に残すことができます。

ご両親の人生の節目を家族揃ってお祝いできることは、何にも変えがたい幸せなことです。その幸せを ご家族みんなで分かち合う瞬間を写真に残せば、その後のご家族それぞれの人生に必ず力を与えてくれるはずです。
長寿お祝いの他にも、銀婚式や金婚式などの結婚記念式、定年退職など。人生を彩る記念日のお祝いに「写真を撮る」体験を贈り合う。そんな新しい文化を育んでゆきたいとラヴィクルールは考えています。ご両親とご家族の幸せの瞬間を、一枚でも多く残したい。そんな思いでラヴィクルールはご家族のメモリアルフォトと向き合い続けます!

※参考文献)ミニマル+BLOCKBUSTER 著『イラストでよくわかる日本のしきたり』彩図社,2016、日本大百科全書(ニッポニカ)、百科事典マイペディア