「家族写真を撮る日」を毎年の恒例イベントにしよう!
インターネットやスマホの普及により、若い世代を中心に年賀はがきを書かずにメールやSNSを使って新年の挨拶をする傾向が増えています。師走の忙しい時期に写真や印刷の手配をするのが面倒……と思う一方で、「大切な人にきちんと挨拶をしたい」「日本文化を大切にしたい」という気持ちも。
今回は、年賀状に関する調査をはじめ、年賀状を出すメリット、家族写真を撮影する意義やおすすめのシチュエーションなどを紹介します。
年賀状はいつから始まったの?
日本の大切な文化のひとつである年賀状は、平安時代に始まったとされています。藤原明衡がまとめた手紙の文例集の中にある「年始の挨拶」が国内最古のもの。この頃からお世話になった方や親族に新年の挨拶をして回る「年始回り」の習慣が広まり、江戸時代になると、今の郵便の先駆けとなる「飛脚」が一般化。庶民が手紙で挨拶をすることも増えていきました。
1873年(明治6年)に官製はがきが登場したのをきっかけに、はがきスタイルが普及し、明治20年前後には、年賀を出すことが年始の恒例行事になりました。1949年には民間人であった林正治のアイデアで、お年玉つき年賀はがきがスタートしたそうです。
コロナの影響で増加。年賀状を出す人は6割以上に
「年賀状離れ」と言われている現代、どれくらいの人が年賀状を出しているのでしょうか。2021年に実施した株式会社パイロットコーポレーションの調査によると、年賀状を出す人は65.6%に。「新年の挨拶として」「日頃、ご無沙汰しているので」「コロナ過で会えていないので」が上位の理由で、コロナの影響で年賀状を出す人の割合は前年よりも増えています。一方、出さないと答えた人は、SNSやメールで代用、準備が面倒、忙しくて用意ができないといった理由が挙げられています。
年賀状は出すべき?出さなくてもいい?
では年賀状を出さない理由・出すメリットをまとめてみましょう。
年賀状を出さない理由
- メールやSNSで代用
- 準備が面倒
- 忙しくて用意ができていない
年賀状を出すメリット
- 恩師やお世話になった人との人脈が途絶えない
- 普段会えない人に挨拶ができる
- 若いのにしっかりしているというアピールになる
たしかに年賀状の準備は面倒ではありますが、年賀状を出す人が少ない現代からこそ、印象に残り、将来の人脈や縁にもつながっていくのではないでしょうか。
ラヴィクルールでは「家族写真を撮る日」を新提案
今回、みなさんに提案したいのは、「家族写真を撮る日」を毎年のお楽しみイベントにすること。師走の忙しい時期の前に日程を決めて家族が全員集まり、写真を撮ってみてはいかがでしょうか。イベンとしてプロに任せると、こんなメリットがあります。
1.直前にバタバタしない
12月に入ってから年賀状用の家族写真を探したり、いい写真が見つからずに慌てて撮影。「私だって忙しいのに……」とイライラしてしまいがち。一方、プロに撮影をお願いしたら、その場に家族全員で集まってスタジオやロケ地に出かけるだけ。負担はぐんと減り、クオリティの高い年賀状が仕上がります。また、撮影後には食事をするなどイベントをプラスしたら楽しい家族行事に。お子さんが大きくなってからも楽しむことができますよ。
2.コミュニケーションツールになる
毎年、同じ時期に家族写真を撮影して後から見返すと、家族全員が当時にタイムスリップ。「あのときはワンワン泣いたね」「スタジオで初めて歩いたんだよ」「撮影後に食べたごはんがおいしかった」など会話が弾みます。また、前年の写真を見比べて「1年で随分と大きくなったね」とお子さんの成長を実感することも。写真を見ながら、みんなで幸せな思い出を語り合いませんか。
3.プロだから撮れる家族の表情
スタジオという非日常の空間で最初は緊張するかもしれませんが、お姉ちゃんが下の子を優しくお世話をしたり、抱っこをするなど、幸せいっぱいのシチュエーションが偶然撮影できることが多くあります。また、愛情いっぱいの笑顔で夫婦が見つめ合う表情が撮れるのは、家族や友人ではなく、プロのフォログラファーだからこそ。照れることなく、自然のままの表情で素敵な写真を撮ってもらえますよ。
年賀状におすすめの演出
「演出や小物にこだわりたい」「個性的な年賀状にしたい」という方は、こんな撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
1.干支の衣装やお正月のおもちゃを使った撮影
家族全員で干支にちなんだ帽子や衣装、着ぐるみを着たり、お子さんにぬいぐるみを持たせると可愛らしさが倍増!また、羽子板やすごろく、福笑い、駒、凧、かるた、花札などお正月のおもちゃやゲームを持参して家族全員で遊んでいる写真を撮ってもユニークですね。ちなみに2023年は卯年(うさぎ年)です!
2.年号をモチーフにした撮影
「2023」の4つの数字のバルーンを持ちながらの撮影はもちろん、体力に自信のある家族は、人文字で数字を表現してみては? ラヴィクルールでは、ご家族の好みのカラーやテイストを聞きながらバック紙や小道具を使った演出を提案します。
3.カジュアルなペアルックでの撮影
スーツや着物などフォーマルな衣装での家族写真も素敵ですが、動きやすいカジュアルな服装ならポーズを取ったり、寝転んだり、明るく元気な写真が撮影できます。洋服のカラーや柄、素材、帽子などの小物をそろえて統一感のある写真を仕上げてみてはいかがでしょうか。特におすすめは、性別や年齢を問わずに挑戦しやすい、「白シャツ+ジーパン」のコーディネート。おじいちゃんやおばあちゃんもいつもより若返り、爽やかな一枚に仕上がります。
4.とにかく大勢で撮影する!
家族や親せきが近隣に住んでいて集まりやすいなら、全員が集合して写真を撮ることもおすすめ。写真を見た瞬間、その人数に圧巻!仲睦まじい雰囲気が手に取るように伝わってきて、自然と笑みが溢れてきます。また、「おじいちゃんは元気そうだね」「結婚式以来、会っていないけど姪っ子ちゃんは大きくなったね」など、恩師やお世話になった方との会話も弾みそう。人数が多いほど撮影当日は賑やかになりますが、よりイベント感が増して、楽しい1日になるはずです。
出張ロケーション撮影にも対応
スタジオだけでなく、出張ロケーション撮影もラヴィクルールにお任せ!自宅や近所の公園、神社など、ご指定の場所にプロのフォトグラファーが出向き、光の加減や背景、構図にこだわった写真を撮影します。
ご自宅で
我が家の周辺や近所の公園で
神社でお正月らしく
まとめ
ラヴィクルールでは、結婚記念日やお誕生日をはじめ、七五三や卒業・入学、成人式など、大切な記念日や節目の家族写真を撮り続けてきました。その中で心がけてきたのは、何気ない表情やしぐさなど、ご家族の愛情や絆が感じられるその瞬間を逃さず、みなさんに感動を与え、喜んでいただける写真を残すことです。そして写真だけでなく、撮影そのものを楽しんでいただきたい。そんな想いで「家族写真撮影の日」という企画を提案させていただきました。
ラヴィクルールは、全国20拠点に自社スタジオがあり、独自の世界観を持つフォトジェニックな空間が広がっています。また、フォトグラファー500人以上が在籍し、お客様一人ひとりと丁寧に打ち合わせを重ね、とっておきの写真を一緒につくりあげていきます。スタジオ見学やご相談も歓迎していますので、ぜひ一度お立ち寄りください。